高音質な海老ロール。
http://www.roland.co.jp/products/dtm/FA-66.html
M-AUDIOのオーディオインターフェースFW410を割と長いこと
愛用して来ていて、付属ユーティリティの多機能っぷり、筐体の
デザインなどには満足していた。
ただOSXのCoreAudioに未対応で独自のドライバーを必要とする
せいかFireWire接続の安定性がいまいちで、FinalCutProが起動
に失敗するという状況が頻繁に発生していた。
このままではデッドラインが22日に迫った友人の寿ビデオ編集に
支障を来すと判断し、新しいオーディオインターフェースを調達
することと相成った。
結局これまで「海老ロール」と表現してバカにしていたEDIROL
のFA-66という製品に(断腸の想いで)落ち着いたのだが、
これには筐体が目に触れないようにすれば高い評価を与えても良い。
具体的にFW410と比較して改善されたのは、
・CoreAudio対応のせいかFW接続はかなり安定していて、
他のFW接続機器のON/OFFに影響されて一度オフライン
になっても、数秒で復帰する
・FW410のハードウェアボリュームでは音量調整にステップ
が存在して適切な音量を得られないことがあったのだが、
FA-66では本当に無段階での音量調整が可能
・FW410はG5の電源断とともに「ブチッ!」っていう精神的に
よろしくないノイズをモニターに出力してくれていたのだが、
FA-66は静かに切れてくれる
・インターフェースからアナログ接続しているモニタースピーカー
GENELEC1029Aから聴こえる音が圧倒的に高音質になった
最後の改善点は完全に期待以上のものでかなり嬉しい。
左右の分離が明快になり、高域のキレも大幅に改善。
低域のモタつきも解消された。
これで筐体デザインがこんなに子供じみて無ければ・・・
もっと早く導入してたと思うんだよな・・・
宅録少年の雑然とした部屋とかスタジオとかではこのデザイン
でも問題無いんだろうけど、インテリアに気を使ってる人間が
Macで音楽/映像制作するっていう需要も増えていると思う。
なんとかしてください、いやマジで。