brembo !

tt32quattro2006-06-04

待ちに待ったbremboの到着。


熱で変色したキャリパー、
熱でボロボロになったパッド、
酷使でレコード盤になったローター、
とまずはノーマル部品を全部外す。


bremboローターは外径がノーマルよりも大きく
なるため、干渉してしまうバックプレートの耳を
カットし、切断面を研磨した後に錆び止めを塗る。


新しいブレーキキットを装着し、普通のメンテで
済むギリギリのラインにあるDOT5.1のフルード
を入れてもらい、エア抜き


今回ホイールはノーマルのまま行きたかったのだが、
そのままでは大きくなったキャリパーがスポーク面
と干渉してしまうため、フロントに10ミリ、リア
もそれに合わせて15ミリのスペーサーをかませて
ホイールを逃がしてもらった。


リフトから降ろしてチェックと慣らしのために数
キロ緩制動を繰り返しながら走行した後、やっと
クルマを手渡された。


しめて5時間作業ですな。


でもこのショップはバックプレートの処理の仕方、
装着前のローターへの軽いサンドがけ、念入りな
フルード漏れの確認など作業がとても丁寧だった。


クルマを手渡す前にも、本格的にブレーキに熱を
入れられるようになるまでの慣らし方、スペーサー
とセットで使うことになるロングハブボルトに
関する諸注意等々細かい説明があった。


ここなら今後も安心してクルマをまかせることが
できそうな気がする。


というわけで、200〜300キロ程度の通常走行を
経るまでは本気で踏むの禁止令が出ているので、
まだ街乗りでの感想しか書けないのだが・・・


とにかくこの見た目はダテじゃない、という効きを
示すので、停止の際の「カックン」を避けるペダル
の踏み加減を習得するのに少々時間がかかった。


あー、早く本気モードで試したい・・・