OLYMPUS E-410

tt32quattro2007-05-12

あおい効果が無い、とは言い切れない。





















2003年末に買ったOLYMPUS E-1が最初のDSLRだった。
ちょうど真面目に写真を趣味にしようと思い始めた時期で、
店頭である種の一目惚れをして買ったことを覚えている。


ポジフィルムのような透明感と独特の濃さを持った青の
発色が気持ち良く、またレンズも含めた防塵防滴設計と
ダストリダクションによる安心感もあって、しばらくは
他社の新型が出ても気にならずに使っていた。


しかしさすがに感度400がノイズまみれだったり、500万
画素がA3ノビのプリントには厳しかったりすることに不満
を覚えるようになった。


当時はE-1後継の噂も聞こえて来なかったからNikonへの
浮気が始まってしまったわけだが、E-410を手にした今は
安心してE-Systemに戻れる気がしている。


FourThirdsの撮像素子サイズでも1000万画素は無理なく
こなせること、素子が変わってもオリンパスブルーと呼ば
れる色調は生きていること、現代水準のAF性能になっている
こと、それからなにより趣味の道具としてのカメラの作り方
オリンパスが思い出したことが確認できたからだ。


バッグに気軽に放り込めるサイズと重量でありながら本気
モードで撮っても応えてくれる性能を持っているし、カメラ
好きが眺めて嬉しいデザインや質感にもちゃんとなってる。


これならモックアップレベルで公開が始まったE-1後継にも
期待ができるだろう。


http://www014.upp.so-net.ne.jp/quattro/


/d-photosにE-410で撮ったものを5枚追加。