AKURATE TUNER

tt32quattro2008-01-12

デモ機が到着。

























色々と予想外な感じで、何から書き始めるべきやら。


まず最近のこのAKURATEやMAJIKに使われてる筐体。
これはだいぶ「ぱっと見の印象」で損をしているな。


オーディオ誌の写真や店頭で見た時のイメージだと
もっと薄い鉄板をプレス成型して作ったような筐体
に見えるんだけれど、実物を手に取ってよく見ると
フロントパネルも天板もかなり厚みのあるしっかり
した素材で作られていて、叩いても安っぽい音など
まったくしないのであった。


それで肝心の音はどうかと言うと、正直LINNの機材
からこんなに陽性でエネルギッシュな音がするとは
想像していなかった。


FMっていうフォーマットの特性的な限界を受け止め
た上で、その中でどれだけ音楽やDJの声を心地よく
聴かせるか良く考えられている感じだ。


少し誇張されためりはりに、暖かくウェットな質感と
いう「FM好きがFMに期待する音の魅力」を分かった
人が作ってくれているようで嬉しい。


自室と全然環境が違う店頭での試聴ではあるが、以前
Accuphase T-1000を聴かせてもらったことがある。


T-1000はアナログ放送波とはとても思えないノイズ
の少なさで驚かせてくれたけど、FMの限界を超えた
高音質を目指そうという方向性が今となっては自分の
好みとちょっと違っているような気がしている。


AKURATEが届いた昨日の夜、J-WAVEのジャズ番組が
オスカー特集をやっていたのだが、これはAKURATEを
俺に買わせようという陰謀か何かでしょうか。