Photo session in Paris (2)
http://www014.upp.so-net.ne.jp/quattro/
パリで撮った写真のうち、そこそこ納得できるものはアップ完了。
現地での後半戦は結構「自分なりの視点」を意識して撮った
つもりだったのだけれど、上がってきたものを見るとかなり
の割合で既視感のある写真になってしまっていた。
地下鉄車内に寝そべる犬とか、大道芸人のデモとかの写真は
それなりに面白いものが撮れたと思っているが、それも自分
の努力というよりは偶然そこにいた被写体の力に助けられた
という側面の方が強いような・・・
などと色々考えていたら「良い写真」っていったいなんなんだろう?
というモードに入り込んでしまいました。
http://home.catv.ne.jp/hh/kcm/exh/kimura30.htm
「木村伊兵衛写真賞の30年」を友人と見に行った時にも感じたのだが、
写真の評価ってその歴史の割には確立していないものだなぁと。
映画や音楽だと名のある賞を受賞した作品に関しては自分の好みか
どうかは別として「まぁヒットしたのはわかるなぁ」と納得できる
ことが多いのだが、写真に関しては「すまん、好み以前に全く理解
できん。素人のミスショットのようだ。」となってしまうことが少なくない。
これって写真が映画や音楽ほどにはマスマーケティングと結びついて
いないからなのであろうか?