期待と不安。
『リコーは、高画質コンパクトカメラ「GRシリーズ」
のコンセプトを受け継いだデジタルカメラを9月13日
に発表いたします。』
というわけでリコーが「高画質」をどう捉えてデジタルの
GRを作ってくるのか、期待しようじゃないですか。
デジタル一眼レフのようなベクトルの高画質は物理的に
望めないだろうから、「プロやハイアマチュアがサブ機に
求める高画質とはなんぞや」というあたりを真剣に考えた
コンセプトになっていることを強く願う。
コンパクトカメラの制約がもたらす画質へのネガティブな
影響が多少画像に見られてもそれは全然構わないのだ。
それを上回る魅力が結果として写真に現れてさえいれば。
フィルムの粒状感は「味わい」とか言われるのに、デジタル
のノイズは「汚い」と言われる。そういう状況を打破する
何かを持ったカメラに仕上がっていると本当に嬉しい。