GR DIGITALに触れて。
幸運にも一般向け発表会招待に当選したので、一足先に
実機(β機)に触れることができた。
・見た感じ
装飾的に凝ったデザインでは決してないが、道具として
しっかりお金がかかっている印象が非常に強い。
・手に取った感じ
軽すぎず重すぎずの重量感に、片手ホールドでも手に
吸い付くようなしっとり感。きっとグリップの素材は
慎重に吟味されたのだろう。
「道具として手になじむデジタルカメラ」としては個人的に
一番気に入っているE-1に次ぐレベルにあると感じた。
・撮ってみた感じ
起動、レリーズのレスポンスは充分に高速。
マルチポイントAFが自動で選ぶ測距点も適切な判断が
なされているのではないか。
液晶モニターの解像度や色味も問題無しで、画像再生時の
最大倍率である8倍で確認した限りではISO1600相当の画像
にも違和感は無い。
・その他
展示されていたA3のプリントサンプルを見る限り、総合的な
画質には納得がいった。
「ピクセル等倍観察族」ではないので、通常のアウトプット
形態であれだけの画質が達成されていれば個人的には期待
以上である。
基本的に「熱意を持って作られた機械」に弱い人間であるし、
発表会で担当者のそれを直接感じてしまった後なので、その
点は割り引いて読んでいただいても良いかとは思う。
ただ、自分がカメラを買う時の最大の基準、
「このカメラでしか撮れない何かがある」
という感覚は間違いなくそこにあった。
というわけで発売日に入手すべく動きます。w
※9月14日追記
本当に予約を入れてしまいました。