GR DIGITALに触れて。

tt32quattro2005-09-13

幸運にも一般向け発表会招待に当選したので、一足先に
実機(β機)に触れることができた。


・見た感じ
 装飾的に凝ったデザインでは決してないが、道具として
 しっかりお金がかかっている印象が非常に強い。


・手に取った感じ
 軽すぎず重すぎずの重量感に、片手ホールドでも手に
 吸い付くようなしっとり感。きっとグリップの素材は
 慎重に吟味されたのだろう。


 「道具として手になじむデジタルカメラ」としては個人的に
 一番気に入っているE-1に次ぐレベルにあると感じた。 


・撮ってみた感じ
 起動、レリーズのレスポンスは充分に高速。
 マルチポイントAFが自動で選ぶ測距点も適切な判断が
 なされているのではないか。


 液晶モニターの解像度や色味も問題無しで、画像再生時の
 最大倍率である8倍で確認した限りではISO1600相当の画像
 にも違和感は無い。


・その他
 展示されていたA3のプリントサンプルを見る限り、総合的な
 画質には納得がいった。


 「ピクセル等倍観察族」ではないので、通常のアウトプット
 形態であれだけの画質が達成されていれば個人的には期待
 以上である。


基本的に「熱意を持って作られた機械」に弱い人間であるし、
発表会で担当者のそれを直接感じてしまった後なので、その
点は割り引いて読んでいただいても良いかとは思う。


ただ、自分がカメラを買う時の最大の基準、
「このカメラでしか撮れない何かがある」
という感覚は間違いなくそこにあった。


というわけで発売日に入手すべく動きます。w


※9月14日追記
 本当に予約を入れてしまいました。