6月、血の粛清

tt32quattro2007-06-17

4台が1台に。

















エアコンより静かで、納得できるデジタルOUTを供給する
MacProがやって来て何が起きたか。


一言でいうと「正統派オーディオマニアやめました」
ということになるのだろう。


TEAC DV-15(ユニバーサルプレーヤ)

dCS Delius(DAコンバータ)

GOLDMUND SRP2 Evo(プリアンプ)

JEFF ROWLAND model 102(パワーアンプ

ELAC CL 310.2 JET(スピーカ)


というこれまでのシステム、もちろんそれぞれ選んで
気に入って揃えてきた機器達であったし、結果として
出て来る音の質感もかなり良いと思っていた。


ただ気に入らない点が出て来た時に、順列組み合わせ
が複雑に過ぎてどこから手をつけていいものやら泥沼
に陥りがちだったこともまた事実。


その泥沼を楽しむというオーディオ趣味のあり方も
当然あるのだろうけれど、自分の場合はそれが音楽
そのものを楽しめなくなる方向に作用してたっぽい。


そこでPCオーディオという今はまだオーディオ趣味
的に邪道とみなされる方向へ踏み出すのであれば、
いっそのこと徹底的にシンプルで先鋭的なシステム
にしてしまおうと考えたわけだ。


結果としてそのシステムの核に収まったのが写真の
左下に見えるESOTERICのデジタルアンプAZ-1


http://www.teac.co.jp/av/esoteric/sz1_uz1_az1/


結果どうなったか。


MacPro(音楽サーバ)

ESOTERIC AZ-1DAC内蔵プリメインアンプ)

ELAC CL 310.2 JET(スピーカ)


と、ここまでシンプルになった。


頑張って揃えてきた4台もの機器をいきなり手放す
こと、これを俗に「血の粛清」と呼ぶらしい。w


これで音が悪くなったら本末転倒に違いないのだが、
驚くべきことに満足度は劇的に上がりました、はい。


これまでも「スピーカから」質の高い音は出ていたが、
今はスピーカの存在が意識されない程に部屋に音楽が
満ちあふれている、といったところか。


Macをソースにしたシステムの音など信じられん」
という向きも多いかと思うが、こればかりは聴いて
もらうしか無いんだろうな。