イタリアの歌姫降臨。
帰宅するのが幸せです。
Sonus faberのCremona auditor。
色はブラックアッシュを選択。
http://www.sonusfaber.com/index.html
女性ヴォーカルの声の湿り気、弦楽器が空気を震わせる様、
アコースティックギターの弾ける音色、惚れ惚れする。
部屋を満たす「音の濃さ」が前のELAC比で5倍には高まった
ような感じで、あらゆるディスクを聴き直すのがもう楽しくて。
専門誌のレビューでSonusのスピーカーは「暖色傾向」とか
「色に例えるとオレンジ色の」という表現がなされているが、
その表現そのものは実感として非常によくわかる。
ただじゃあ暖かさ一辺倒で「緩い音」がするのかというと
さにあらず、少なくともうちではそういう鳴り方ではない。
プログレッシブ・メタルを聴いたってちゃんと”らしい”音を
聴かせてくれているから。
推測でしかないけど、AZ-1というデジタルアンプと組合せ
たことによってある程度音が締まって、良い結果が得られ
ているのかもしれない。
と音に感動しているのはもちろんなんだが、美しいリュート
型を描くキャビネットの曲線と木の質感、前面バッフルに
貼られた革と簾状のネットが作り出す表情、抱きしめたく
なるくらいに綺麗でもある。