Mont-St-Michel

tt32quattro2007-09-22

フランス4日目。



















時間帯によって著しくその表情を変えると聞いて
はいたけど、まさかここまでとはね。


まるで図ったようにに低い霧が地上を流れ、薄紫
に染まった空中に島全体が浮上して見える。


久しぶりに息をのむような、シャッターを押すの
も忘れるような景色を見た気がします。


休暇中の早起きなんて最もありえない行為なわけ
だけど、今回に限ってはその甲斐があったと思う。


もし行ってみようと思う人がいたならパリからの
日帰りツアーはやめて、一泊はしたほうが良い。


24時までライトアップされる島内を夜間歩くのが
楽しいし、ご覧の通り明け方も素晴らしいので。


ちなみに120dは良いクルマだなぁ。


コンパクトなこともあって乗ってから30分もすれ
ば手足のように扱えるし、笑っちゃうような低速
トルクもその扱いやすさに拍車をかけている。


停止からのダッシュにも高速からのもうひと踏み
にもえらく素早くトルクが立ち上がる感じだし、
回転数でパワーを稼げない分は賢い6ATが充分
にカバーしてくれてる。


シャシーの方も「小さいFRってたのしー!」って
思い出させてくれるシャープさと、高速を延々と
走るのが苦にならないスタビリティとをしっかり
両立させてるし、すごいなこれ。


ただし、最近日本のクルマ専門誌がディーゼル
啓蒙しようと盛んに「最新のディーゼルは車外に
出なければ音や振動でそうと知るのは難しい程に
静か」とか書いてるのは大嘘かと。


エンジンをかけた瞬間から車内にはディーゼル
満点の微振動と音が充満します。


まあ確かにこれだけの性能を知ってしまうと少し
くらいの音振は引き換えにしてもいいけれど。